コミック

『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱(1)』(ぷよ/角川書店/ISBN:9784047150621)

ハルヒな4コマとショート。なんだか愛が詰まってるっぽくて良かったです。誰の何に対する愛かがわからないのですが。特にハルヒ−みくるラインのネタがお気に入り。ショートより4コマの方が良いんだけどそうするページが稼げなかったりするのでしょうか。涼宮…

『アノニマス』(今村陽子/アスキー・メディアワークス/ISBN:9784048670708)

大正浪漫風ピュア・ストーリー。アノニマス(ななしのねずみ)と呼ばれスパイ活動に殉じる少年少女を描く。スパイとして感情を殺して行動することを使命としているがゆえに、たまに見せる感情行動がどれも愛おしい。切ない話が多いがその中でも一番幸福感に…

『乙姫各駅散歩(1)』(矢直ちなみ/芳文社/ISBN:9784832266360)

昔話の「浦島太郎」をモチーフとした4コマ・ほんわか系。竜宮城から来たゆえ世間離れした乙姫の楽しそうな日常を愛でるのが良い作品。「浦島太郎」なのでいずれ別れのときが来るとは思うのですが、だからといって1巻目のオビに「いつか来るさよならを抱えて…

『シュガーはお年頃(1)』(二宮ひかる/少年画報社/ISBN:9784785929503)

妄想の混ざり具合が絶妙です、というか妄想部分が増えてくるのは結構話が進んでからなのですね。忘れていた。この物語の着地点がどうなるか想像ついてませんが、全力で付いて行きたいです。どう思われているか、どう思っているか、それをどう伝えるかって話…

『GIANT KILLING(5)』(ツジトモ/講談社/ISBN:9784063726824)

あー、なんて素敵な漫画なんだろう。他に本がなかったからとはいえ移動中の電車内で5度読み返す。その度にウルウルしてるんだから年をとったのかもしれない。なんてことはさておき、この巻で一番目立ってるのは椿だよなぁ。覚醒すると見えてくるものまで変わ…

『月刊ウンディーネ(6) 水無灯里特集号』(天野こずえ/マッグガーデン/ISBN:9784861274510)

このシリーズ、「新プリマと巡る思い出の地」が好き。ここに「あの頃も楽しかった」が凝縮されてるよねぇ。次のARIA関連出版物は何だ?月刊ウンディーネ6 水無灯里特集号天野こずえ マッグガーデン 2008-03-27売り上げランキング : 59Amazonで詳しく見る by …

『とらドラ!(1)』(絶叫/メディアワークス/ISBN:9784840242196)

そうか、作画は『じゅっTEN!』の方だったのか。『とらドラ!』が好きな方なら『じゅっTEN!』も気に入ってもらいやすいと思われます。とらドラ! 1 (1) (電撃コミックス)竹宮 ゆゆこ 絶叫 メディアワークス 2008-02売り上げランキング : おすすめ平均 Amazon…

『月刊ウンディーネ(5) 藍華.S.グランチェスタ特集号』(天野こずえ/マッグガーデン/ISBN:9784861274503)

ARIA本編から見ると後日談にあたる『月刊ウンディーネ』。「あの頃も楽しかった」が詰まっていて素敵です。月刊ウンディーネ5 藍華.S.グランチェスタ特集号天野こずえ マッグガーデン 2008-03-18売り上げランキング : 126Amazonで詳しく見る by G-Tools

『ARIA(12)』(天野こずえ/マッグガーデン/ISBN:9784861274824)

最終巻。まとめて読んでみても、雑誌感想時と同じく「オレンジな日々」を経た152ページ左下の灯里の表情が抜群に良いと思います。体力と時間に問題がなければ「ARIA」について語ってみたい自分がいる...ARIA(12) (BLADE COMICS)天野こずえ マッグガーデン 20…

『恋愛ラボ(1)』(宮原るり/芳文社/ISBN:9784832266193)

女子校生徒会を舞台にしたおバカ寄り恋愛ネタ。作品の魅力については「DAIさん帝国」さんの紹介が秀逸なのでそちらにまかせるとして、下のは3回目を雑誌で読んだ時の私の感想。登場人物は増えたけどその頃から私の思いは変わりません。 おバカ一直線。楽…

『月刊ウンディーネ(4)アリス・キャロル特集号』(天野こずえ/マッグガーデン/ISBN:9784861274497)

広告等、凝りに凝った「月刊ウンディーネ」本誌が楽しいなぁ。アリスを一番に持ってくるのは良い判断&良いタイミングでの発売だなぁ、と思ったけど、よくよく考えなくともアニメの放送に合わせているって事なんですね。月刊ウンディーネ4 アリス・キャロル…

『ひだまりスケッチ(3)』(蒼樹うめ/芳文社/ISBN:9784832276819)

単行本で改めて読んでみて、水準の落ちる回がない、というのが凄いと思いました。ひだまりスケッチ 3 (3) (まんがタイムKRコミックス)蒼樹 うめ 芳文社 2008-02-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools

『まつのべっ!(1)(2)』(秋吉由美子/芳文社/ISBN:9784832266049(1)、ISBN:9784832266056(2))

単行本でまとめて読める幸せ。これだけで今年一年頑張れそうです。改めて読んでみて質には全く問題ありません。後は売場でどうやって面白さを伝えられるか、でしょう。これが4コマ界だか何だかの契機になると嬉しい(参照→2年前)。秋吉由美子さんは「チェン…

『ささめきこと(1)』(いけだたかし/メディアファクトリー/ISBN:9784840119788)

自分でない女の子が好きな女の子に恋する女の子のお話。百合好きなら読んどけ、ってことです。ささめきこと 1 (1) (MFコミックス アライブシリーズ)いけだ たかし メディアファクトリー 2007-12-22売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools

『ぼくの生徒はヴァンパイア(1)』(玉岡かがり/芳文社/ISBN:9784832276673)

4コマとして理想的な絵だなぁと思う。過度に描き込むこともないし、すっきり見やすく好みな絵です。この作品の頂点はカミラであって、そのカミラの素敵さを描くのに申し分のない絵です。絵が好みの方なら間違いなくカミラを気に入ると思われます。使い魔のメ…

『桃色シンドローム(1)』(高崎ゆうき/芳文社/ISBN:9784832276697)

時々暗い影がちらついてる気もしますが、基本時にはゆるゆるで、ちょい不健全なコメディ。この空間、妙に居心地通いのですが、私はこういうのを追い求めてるのでしょうか。心配になってきました。なので熱烈にはコメントしない。画像がないのはもったいない…

『あさぎちゃんクライシス!(1)』(弓長九天/芳文社/ISBN:9784832265868)

『さゆリン』にせよ、この方の作品の特徴というのは「ネタの飛躍」にあると思う。飛躍の着地点にテーマ性を持たせるというかこだわりがあるのも特徴。それがクマだったりフロだったりするのですが。「不条理」というにはちゃんとロジカルな部分があるんだけ…

『GIANT KILLING(3)』(ツジトモ/講談社/ISBN:9784063726374)

私。『ヒカルの碁』で一番好きなエピソードは持碁のお話あたり。人が成長する様を目の当たりにできる喜び、ってのが好きなのかもしれない。で、このサッカーまんがは主人公は監督で、(人も含めて)チームが成長する様を目の当たりにできるまんがです。この…

『共鳴せよ!私立轟高校図書委員会(2)』(D・キッサン/一迅社/ISBN:9784758053143)

この巻も面白い。特に黒田・三村が絡むネタ。まだまだ奥行きもありそう。新キャラはあまり増えない方がありがたい。本好きとして是非売りたい作品だなぁ。共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 2 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコ…

『あっちこっち(1)』(異識/芳文社/ISBN:9784832276598)

『きらら』系で今一番のお気に入りの作品。つみきさんを見ていると、恋する乙女にとってツンデレなんてほんの一要素でしかないことがよくわかります。脇に控える姫も逸材。つみきさんの乙女っぷり、あるいは、真宵のトラブルメーカーっぷりを天然に拡大させ…

『空想科学X(1)』(saxyun/メディアワークス/ISBN:9784840240956)

科学をダシにした空想系4コマ。『ゆるめいつ』と同じく作風はゆるゆるだらだら。読んでいるこちらもゆるゆるだらだらで心地よい。登場人物が少ないところも長所。一応「科学」ということで「ブルーバックス」っぽい装丁も素敵です。空想科学X Lesson1 (1) (…

『食漫 vol.0』(/大阪書籍/ISBN:9784754850210)

大阪書籍の新刊配本って珍しいなぁ、と思っていたら実物も珍しい(?)本でした。表紙の彦摩呂のドアップはインパクトあり。コンビニ向けアイテムなのかな。 「カレー日和」(フカシキョウコ) 巻頭カラー。原作は白川晶。要はカレー対決なお話ですが対決へ…

『みそララ(1)』(宮原るり/芳文社/ISBN:9784832265806)

突然の倒産をきっかけに、デザイン会社へと転職した麦田美苑。憧れのライターの仕事は初めてのことばかりで…。文章力、感動力を高める爆笑熱血ライター養成講座。きれいな絵柄が楽しめるオールカラー版です。 出版社情報より 1回分が一連になり、全体として…

『ARIA(11)』(天野こずえ/マッグガーデン/ISBN:9784861274312)

表紙はアリス。そのアリスの昇格試験なお話であるNavigation55「黄昏時」が歴代でも指折りのエピソードかと思います。過不足なく濃密な出来なのですが、その中でも私的見せ場は160ページ。アリスが振り返りつつの「実は私こう見えても〜」のシーンが特にしび…

『殿といっしょ(1)』(大羽快/メディアファクトリー/ISBN:9784840119504)

戦国武将4コマ。既にイメージが浸透しているであろう戦国武将たちを自由に操って巻き起こす笑いは高水準。いや、本当に実際に「笑える」という点では近年稀に見る、といっても過言じゃないです。とにもかくにも各武将がいきいきと動いているその楽しさだけで…

『魂☆姫(1)』(剣康之/ジャイブ/ISBN:9784861764318)

本家跡取りになることになった主人公の妻の地位争奪・押しかけ女房バトル。たぶんそんな感じ。そんな感じでよく闘ってもいるのですが、なぜだか読後感としては平和だなぁと癒されます。本家云々とは関係ない幼なじみの報われなさに更に癒されます。この先の…

『35歳で独身で』(秋月りす/講談社/ISBN:9784063646818)

『OL進化論』内の一つのシリーズを独立単行本化。独身貴族等というよりは肩身が少し狭い層としての「35歳で独身で」な人々を描く。いろいろな面での「意識のズレ」がわかると、物事の見え方も変わってくる、という感覚のネタが多いかな。「自分は(ずっと)…

『だてまき。(1)』(オザキミカ/芳文社/ISBN:9784832265622)

4コマ。たぶん著者初単行本。身長差カップル、というのが大きな特徴で、強烈なオチはないが無理な設定は少なく安定安心して読める日常系。のほほんと4コマを読みたい方にぴったり。順調に連載は続いているので2巻以降も順調に出ると嬉しい作品です。だてまき…

『でじぱら(2)』(高木信孝/メディアワークス/ISBN:9784840239622)

この前雑誌で読んだ分が面白かったので単行本も買ってみる。AV機器漫画。こういうジャンルが漫画として成立するんだ、という時限をはるかに超越した高度なエンタメ&ウンチク漫画だと思います。私は全く詳しくないジャンルですが楽しいです。こういうのは対…

『となりのネネコさん(1)』(宮原るり/新書館/ISBN:9784403670343)

『まんがホーム』の「恋愛ラボ」がとにかく良いので注目している方の4コマ初単行本。オールカラー。「恋愛ラボ」と同じく学園モノですが、こちらの方がちょいっとファンタジックでテンションも更に高め。テンションが高いのもあるが1コマあたりの情報量もと…