文芸

『ラッシュライフ』(伊坂幸太郎/新潮社)

いやー、面白かったです。5つの物語が、バラバラ死体・老犬・(表紙にもなっている)エッシャーの騙し絵・くじ・好きな日本語、などのキーワードを通して絡みあっていき1つの物語に収斂していくという見事な構成でした。以下ネタバレも含まれると思われます。…

『ネバーランド』(恩田陸/集英社)

積読でしたが、文庫落ちしてしまいそうな気もするので早めに読んでしまおうかと。女子高モノが続いたので、たまには男子高モノという側面もアリ。 時期は年の瀬の一週間。舞台は男子高の寮。いろいろな事情で帰省しなかった寮生三人と通学組の生徒が一人の計…