『まんがタイムラブリー 7月号』(芳文社)

なんというか、雑誌を読んでこれだけ満足したの久しぶり、ってくらいに満足したんだけど満足した理由がよくわからん。「ミニっき えにっき」(ナントカ)に大いに笑かしてもらったのが最大の理由だとは思う。羊の執事であるサフォーク。彼が寝ている間に彼の毛(羊毛)がイタズラに刈られてしまうのですが、刈られたその姿が可笑しいというシンプルな話。なんだけども、その可笑しい姿を可笑しいと気づかずに恥ずかしいセリフとともにミセスコリー披露するまでの盛り上げっぷりと、披露後の恥ずかしさのあまりの悶絶っぷりが完璧で「可笑しい姿」を「可笑しい姿」として笑わせてもらったのがすごく嬉しかったんですよ。いや、よくあるような気がするんですけど「可笑しい姿」で落とそうとして「可笑しい姿」を可笑しく描いてるんだけどその前後がいまいちで「可笑しい姿」を可笑しく笑えないってことが。こんな場合には笑えないことに価値があるのかもしれないけど、「可笑しい姿」を可笑しく描いて可笑しく笑わせる方が難しいと思うし、私も大満足です。何書いてるのか分からなくなってきた。
他にも「ポンチョ」(南京ぐれ子)が載っていて嬉しさ倍増効果があったと思われます。ななみさんの出番が少ない通常仕様でしたが、やっぱり微笑ましい。次号もゲスト扱いで載る模様。早く正式連載に...。「まごまごBOOKS」(カタクラユキ)が載っていたのも嬉しかったなぁ。本人が移り気なのか世間が許さないのかわかりませんが、一つの作品をじっくり描いて欲しいと思ってるんだけど。
あと次号予告のところにいい絵が見えました。これも期待という点で満足度を高めてくれたかも。
結局何でか分かりませんでしたが今号はツボでした。

まんがタイムラブリー 2008年 07月号 [雑誌]まんがタイムラブリー 2008年 07月号 [雑誌]

芳文社 2008-06-13
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