『しぶちん京都』(グレゴリ青山/メディアファクトリー/ISBN:4840117012)

京都生まれ京都育ちのグレゴリ青山による京都本。『ナマの京都』(ISBN:4840111146)の続巻。そのときの私の感想はこちら。京都人のヤなところを茶化して描きつつ、京都人こそ見落とす京都の見所を鮮やかに描いています。「未来くん」ネタにはやはり胸を打たれる。今回未来くんが京都タワーの秘密に迫ります。未来くんと京都タワーという組み合わせだけで私は泣いてしまいそうです。近いうちに展望室に行こうと思いました。3階のふたば書房タワー店までは行くんだけどなぁ。「ゲタかくしの歌」も気になるネタです。私の記憶の歌詞とはちょっと違ってました。
ラストのおまけまんがはローカルCMについて。前作で「山田木材経営団地」等とりあげた部分は京都の読者にミョーにウケたらしいです。私もその一人。今回とりあげられたのは「高杉開発」と「いずもや」。これも「あったあった!」系懐かしCM。「高杉開発」は当時見るとなぜか不安な気持ちになってたなぁ。「いずもや」は伏字になってるけど何か問題があるのか?「いずもや」と言えばいしいひさいちの4コマでパロったのがあったと覚えているのだけど見つからない。