『アワーズプラス』(少年画報社)

11月増刊号。「いちごの学校」(きづきあきら+サトウナンキ)。巻頭カラー。元先生と元生徒の若夫婦とその子どもの物語。多少の苦悩はいいとして痛すぎる話にならないことを祈る。「恋愛ディストーション」(犬上すくね)。抑え目に描かれているのに自分の中に入ってくるとこっぱずかしさが弾ける不思議な印象でした。単行本5巻は9/27発売。「かわいい悪魔」(志村貴子)。お母さんがかわいい。「くらしのいずみ」(谷川史子)。今の私の好みにドンピシャリ。10年前に両親を事故で亡くした姉弟。姉のおめでたの相手は学校では紳士として知られる先生・45歳。姉を取られてしまうという思いが強かったのに、先生を知るにつれ姉の幸せを思えるようになったというちょっとした成長が読んでいて本当に心地良いです。ほわほわだけど前向き、ってのが最近の好み。「成城紅茶館の事情」(スエカネクミコ)。女×女、男×男、男×女どの組み合わせもOKだし、毎回エロいシーンは押さえているし、これは強いなぁって思う。やってる事はまさに『らんま』なんだけど、かなり違う方向で開花しそうな気がしています。