雑誌は少なめ。この後15日まで休配。書籍新刊と注文品は明日まで。


ここ一月半ほどはもがき続けた一月半でした。この間もいろいろあったりいろいろ見聞したり。最近興味があるのはライトノベル(含むBL)の棚在庫量がレーベルごとに適正かどうか、ということ。大きくいうと女性向けレーベルの量をを減らして男性向けを増やしたい、とか考え中。ただこの発想は私が男性だからかもしれない、とか考えていました。そんな折、角川書店ティーンズ文庫の実績データとかいうのが送られてきていて、順位とかとは別にレーベルごとの新刊既刊比率(特約店のみの平均?)が載っていて興味深かった。大体新刊比率は60%から70%くらいなのに(スニーカー57%、ファンタジア72%、ミステリー66%、ドラゴン74%、ルビー68%)、ビーンズだけ45%というのが異様なまでに目立つ。まるマシリーズの影響は大きそうだけど他のシリーズもよく既刊が売れていた印象がある。ウチだとビーンズの新刊比率34%だって。新刊入ってこないしね。とにかく、このあたりだと既刊をそろえる価値はありそう。一方、ファンタジアの72%は高い気がする。うちではもう少し低い。たまたまかもしれないけどファンタジアについては世の中でいう少子高齢化問題に近い構図なのかもしれない、と考えさせられる。版元は版元で何か考えるでしょうけど、こちらはこちらで対策を考えねば。元々ウチでは新人さんに力は入れてるけどそれ以外にも実はこのあたりこそ棚を縮小すべきとか?とかとかいろいろ考える。あ、根拠はないけど新刊比率って50%くらいがバランスよいと思っています。
他の書店を見に行っても在庫量とか男女比とかそのあたりばっかり気になっています。お盆期間中も各方面の書店を(といっても近場ばっかりだけど)見に行こう。