『まんがタイムきらら 4月号』(芳文社)

棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜」(きゆづきさとこ)。先月に続き雑誌の表紙も飾っています。で、来月は載らないのか。残念。今回はいつものようにわかりやすい話しではないけどいつものようにいい話。実際に会うシーンがないのが良いです。「三者三葉」(荒井チェリー)。葉子パパ登場。案外普通。「天獄パラダイス」(凪庵)。ほのぼのしているようで妙な息苦しさ(と書くと褒めていないようですが)に包まれているその作風が好きです。でもほのぼの。「五日性滅亡シンドローム」(ヤス)。こちらは明確に破滅に向かってるはずの中でのちょっといい話を描く感じなのか。このまま進むと地球滅亡の日は凄いことになりそうで楽しみ。「となりのカワンチャさん」(月見里中)。扉絵のが本当に楽しそう。「いれいざといっしょ。」(櫻太助)。ゲスト。ん、練り消しは今でも存在するのか?文房具同士のネタだけじゃなく人と絡むネタがあったのがよかった。売り場からスタートしてるけど、そこにこだわらなければ広げようはありそうな気はする。厳しいでしょうが。テイストとしては『アワーズ』系の「校庭少女」や「たびいぬ」に近く感じた作品。どうでもいいが、「イライザといっしょ。」だとすごく辛そう。イライザってキャンディ・キャンディのね。私なら逃げます。