『ロマンス小説の七日間』(三浦しをん/角川書店)

面白かった。しかも最近の自分にしては早く読めました。
基本的にはロマンス小説翻訳家の日常話。その日常話のパートと、翻訳されつつあるロマンス小説のパートが交互に進行。構成も面白いし、どんどん変な方へ流れていく翻訳(超訳?)の部分も楽しいけど、全てを支えているのは日常話部分のウダウダ感かなぁ、という気がします。ゲンミツに読んだら別の感想がありそう。でも、今回は軽い感じで楽しませてもらいました。