『アフタヌーン 10月号』(講談社)

おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ)。引き続き面白い、つーか、今までで今回の話が一番好きかも。改めて思い出したんだけど、まだ一年生でしかも夏前なんですよね。この時期で試合もやってないのに震えるほど面白くて楽しいなんて反則っぽい。今回はチーム再構成みたいなお話。控えの投手・捕手それに主将を決めようってお話。田島君の軽く明るい前向きっぷりは男前だ。控えの捕手としても頑張る模様。阿部の三橋×田島というバッテリーの見方も楽しいです。三橋と阿部のコミュニケーションのとり方も、ある意味見せ場。だから、腐女子と呼ばれる方々が...普通にはモモカンのようなゾクゾクの仕方が正しいはず。そうは言ってもいつか、阿部が捕手できない時に三橋が投げる事はありそうです。その時の三橋は今から見もの。主将決定からラストまでは恥ずかしいほどに青春。最終ページの「最終話じゃないよ」というアオリコメントが笑えないほどの青くてきれいな締め。ホントに「これからだ!」です。
脈絡もなくダラダラ書いたけど、本当に心底読んでいて嬉しくなるマンガだ。モモカンが思う「伸びシロ」の部分が、これまたえらく魅力的。同じように自分のことを考えると、ウチの店にもまだまだ「伸びシロ」がある気がして嬉しくなってくる。マンガを読んで仕事のやる気が妙に沸きあがってくるってのは変か? あと女子マネの出番が多かったのも嬉しいところ。