『ナマの京都』(グレゴリ青山/メディアファクトリー)

京都生まれ京都育ちのグレゴリ青山による京都本。私とは年齢と住んでいた所が微妙というか結構違うのですべて共感というわけにはいきませんが、まずツボだったのは“王将”ネタ。あと“未来くん”ネタ。で、この本の白眉というか一番好きなのは82ページからの“近畿放送のもっさいCM”のところ。年齢ばれますね。ここでは4つ「岩田呉服店」「西村のエイセイボーロ」「お墓の忠兵衛」「山田木材経営団地」とり上げられていて、この中で私の脳裏に焼きついているのは「山田木材経営団地」のヤツ。本当にシンプルだったけど濃密だったなぁ。これらのCMはもう処分されてないらしい。残念。