夜の王に「夜明け」を願い出た夢売りが取り出したのは、六色の宝玉。封じられし夢の結晶。夢は語り始める――結晶化した女の『夢のような人生』を。夢を見ない男の『沈黙の誓い』を......
全3巻のうちの1巻目なので多くを語るのは野暮な気がしますが、それでも私の大好きな『煌夜祭』と同じ方向でそれを上回る傑作になる予感がするのがとても嬉しい。2巻目が出るまで何度も読み返しそうですらあります。第一章も第二章も女性陣が素敵すぎるし、それに引きずられるような男性陣の頑張りも良いし。
夢の上〈1〉翠輝晶・蒼輝晶 (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 多崎礼,天野英
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/09/01
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (27件) を見る