『使ってもらえる広告』(須田和博/アスキー・メディアワークス/ISBN:9784048683067)

広告が効かなくなった、見てもらえなくなった、と言われ続けて随分経ちます。生活者(消費者)にとって一見無関係と思われる情報はスルーされてしまうこの時代に、いかに生活者の間に入り込めばいいのでしょうか――。
本書では、サービスとしての広告を開発し、身近なところから実感を持って生活者=ユーザーと「キズナ」をつくり上げる「使ってもらえる広告」を提案します。グラフィック、テレビCM、ウェブ……すべてを経験してきた人気クリエイティブディレクターが語る「広告の最前線」。

副題は「「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション」。そもそも広告という概念が私が思っていたよりも幅広かったことをこの本を読んで知りました。その上で本屋の売場も広告の一環だと捉えるとこういうのは面白いかも、ということが思い浮かぶのが楽しかったです。実際形にするのは楽ではないでしょうけど、考えるのは楽しい!