中国噺八題のうち「劉備」「関羽」「孫子」「李衛公問対」のみ読みました。三国志ネタ2つと兵法ネタ2つ。まだ読んでいないのは「仙人」「易的世界」「中国拳法」「王向斎」。
三国志ネタ、「劉備」の生涯通しての無節操っぷりと「関羽」の死後の神としての出世っぷりがノリノリに描かれているのが楽しい。
兵法ネタは「孫子」がなぜヨーロッパで理解され、あるいはなぜ現在にこそより輝きを見せるのか、そのあたりの話が面白い。「李衛公問対」は関連書も読んだことがありません。「孫子」も当然に含まれる中国七大兵法書「武経七書」の一つらしいです。唐の李世民と李靖による兵法問答集らしい。奇正論が訳がわからない故に興味深い。関連書を読んでみよう。
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