高機能自閉症云々についてちゃんと理解できたか怪しいけど、自分とは行動原理、リアクション等が異なる人が存在することを認識するには申し分のない本でした。そんなの当然、と思うかもしれませんが、気づくと忘れていてイライラしてしまってることってあるんです。
一方でこの物語は壮大なノロケ話でもあるわけで、妻の夫に対する異常なまでの懐きっぷりは非常なまでに羨ましかったりするのです。他者を知るのに有用かつ激甘なラブストーリーという点では『レインツリーの国』もおススメ。こちらはフィクションですが。
一番の衝撃は「著者あとがき」。気の利いた叙述トリックもビックリです。
僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫 い 93-1) | |
泉 流星 おすすめ平均 自分自身を客観視すること よく頑張ったね アスペルガー症候群(高機能自閉症)の妻から見た日常生活とは? Amazonで詳しく見る by G-Tools |
レインツリーの国 | |
有川 浩 おすすめ平均 過去なんて「あ、そんなの関係ねぇ〜」今が大切なんだな! 正直、期待はずれ。 本の中から出てきた本。 青春菌晒しあえるシアワセ。。 自分を好きになろう! Amazonで詳しく見る by G-Tools |