『超短編アンソロジー』(本間祐・編/筑摩書房/ISBN:9784480037473)

ホメロスだったり村上春樹だったりカフカだったりきたやまようこだったり、あるいは古事記だったりイタリア民話だったり、そして必ずしも小説というスタイルでもない古今東西何でもありの超短編集。一番長いのはどれだったんだろう? 川上弘美ので4ページ。大半が1〜2ページで短いのは1行。小気味良すぎるくらい小気味良いので、私の通勤移動時(電車で片道約20分)に読むのにピッタリでした。難解なのも多かった気がしますが気にせず読み進めました。印象に特に残ったのは「春」(安西冬衛)と稲垣足穂の2作品。

超短編アンソロジー (ちくま文庫)超短編アンソロジー (ちくま文庫)
本間 祐

筑摩書房 2002-09
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