『コミックエール！ VOL.6』（芳文社）

• 「純真ミラクル100%」（秋★枝）　オクソンは状況解説者として優秀なだけでなく、リアクション芸人としても優秀だよなぁ。逸材です。と本筋と関係なく思いました。
• 「その声は彼方に消えて」（結桐たかし）　ゲスト。近すぎて届かないこの想い、という切なさ爆発の幼なじみ系片想いが素晴らしい。ただ8ページの中に凝縮されているため、そのすべてが読み取れているかどうかは我ながら怪しい。要はこの路線でもっと読んでみたいです。
• 「溺れるようにできている」（シギサワカヤ）　最終回。2人の距離感が絶妙。こんな2人だったら離れられないよなぁ。溺れてみたい。見開きっぽいページの見方を間違ってました。適度な重さと適度なヌルさが良い作品でした。
• 「赤くない糸」（仙石寛子）　ああ、これはようやく単行本になるだろうなぁと勝手に思った。その日が来た時にはちゃんと語れるように今から準備します。姉弟2人の描写が4コマじゃなくなってくると描かれないコマが増えてくる。そうすると切なさも増してくる。この切なさを過不足なく伝える言葉がまだ私には足りません。でも伝えたい。
• 「魔法少女いすずさんフルスロットル」（あらたとしひら）　雑誌のラストにこの作品が載ってると何だか安心します。

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