昔どこかで書いた気がするけど、出版社が複数にまたがるシリーズは損だよなぁって話。例えば上でも書いた西澤保彦のタックとタカチのシリーズ。
- 『解体諸因』(講談社)
- 『彼女が死んだ夜』(角川書店)
- 『麦酒の家の冒険』(講談社)
- 『仔羊たちの聖夜(角川文庫) 』(角川書店)
- 『スコッチ・ゲーム』(角川書店)
- 『依存』(幻冬舎)
- 『黒の貴婦人』(幻冬舎)
これに今度の祥伝社ので4社目。文庫は出版社別に並べられる事が多くバラバラなのでお客様も捜し求めるのが大変。これは出版社別陳列の良くない点で「本屋のほんね」さんところの文庫の「読者」とは、何者でしょうか?などの一連の記述が詳しいです。書店にとっても、たぶん各出版社は他社分をあまり考慮しなさそうで、シリーズをそろえたい時に品切な分が出て中途半端になると言う困る点がある。上記シリーズでは書いてる時点で『彼女が死んだ夜』が品切。幻冬舎の分も一旦切れると絶望的かも。
同様に揃わないし、出版社別だと探すのが面倒な出版社が複数にまたがるシリーズとして
とかでしょうか。まぁ全然大丈夫なシリーズもたくさんあるので気にし過ぎかもしれませんが、上記3シリーズは私が売りたいシリーズなんです。そういうのに限って一作目が揃えにくいんだ...
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