『コミックシルフ vol.5』(メディアワークス)

どんどんBL色が強くなってるなぁ。来春には出版企画・編集はリブレ出版で発行・販売はメディアワークスの「B-PRINCE文庫」というのも創刊するらしいし、さらにその色が強くなるのかもしれない。

  • アノニマスえがお−」(今村陽子) 大正浪漫風ピュア・ストーリー。今回はドイツ人と日本人のハーフの博士をアノニマスに属する男が護衛するお話。この博士が小生意気で奔放で行動力もあって笑顔もキュートな女の子。一人の女の子を素敵に描くということにおいてはとっても高レベルだと思います。彼女に振り回されつつ男も笑顔を取り戻していく、という点の方が主題な気もしますが。ハルキョン恋愛模様が好きな方には気に入ってもらえそうなお話です。