『コミック百合姫 VOL.5』(一迅社)

南波と海鈴」(南方純)。1ページずつのショート漫画が12本。駒井悠の『Sprichwoter Buch』とか山名沢湖の『でりつま』とかと同じ形式なんだけど、この形式って何か名前があるんでしたっけ?で、本作。最大の難関は私がこれまでの内容を覚えていないこと。でも、そんなことを気にせずにゆるゆると楽しめます。1ページのショートってなかなか小気味が良いですね。「飴色紅茶館歓談」(藤枝雅)。付録の小冊子に収録されています。ずっと昔に他誌に掲載された分の再録らしい。次号から連載開始なので復習用ですね。紅茶館を舞台にしたほんわか百合。妙な緊張感を持たせずゆるゆると一話読み切りで続いて欲しいなぁ。