『ひとひら(2)』(桐原いづみ/双葉社/ISBN:4575832375)

やっぱり表紙が恥ずかしいんですけど。1巻目はピンクが基調だったから恥ずかしい、と思ってたけど、今回青というか紫っぽいのに恥ずかしいんだから、色には関係なく恥ずかしいに違いない。これだけ恥ずかしさを描けるのは素晴らしい。......恥ずかしさを感じてるのは私だけの気もするが。
で、本編。合宿から文化祭・演劇研究会の公演直前まで。考える青春、悩める青春っていいなぁ、と多くは語りませんが一つだけ引用。恥ずかしがり屋の主人公が公演直前に逃げ出しそうな気持ちになっている時に先輩からかけられた言葉。

「精一杯やった」っていう事実さえあれば辛かった思いでも全て楽しい思い出に変わる

この言葉が実感できる日が私にも訪れますように。あと、悪い魔法使いで宇宙人の姿も良いですね。