『ピアノの森(12)』(一色まこと/講談社/ISBN:406372509X)

後半はショパン・コンクールのお話。こちらは次巻以降に繋がる話の糸口。トラブルメーカーっぽい光生は嫌いじゃない。この先も出てくるのかな。最近『モーニング』を読んでいないので知らないんだけど。
先の話は先においといて、私にとっての今回のメインはソリストコンクールからセロー指揮・M響とのコンチェルトの方。わかりやすい展開ながらもカタルシスが得られて満足。海の底知れなさが十分に伝わってきて、読んでいてワクワク且つニヤニヤできます。