『アフタヌーン 5月号』(講談社)

謎の彼女X」(植芝理一)。新連載。よだれよだれよだれ。まだまだ謎ばかり。「げんしけん」(木尾士目)。今回は斑目方面からこっ恥ずかしいお話だ。きっとこういう時は言わない方が良いのでしょう。私の人生、そう思い込んで生きてきました。「おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ)。50ページ。ページ数多いけど内容は濃密。前半は呂佳と河合による西浦・桐青戦の総括的トーク。西浦の戦力を第三者的に評価しているのが面白い。中盤以降は西浦でのお話。三橋や田島はサッカーやってます。楽しそう。そのあたりはさておき、次の対戦相手の試合観戦。その際、先にスタメンを発表して「打球も投球も自分の役割考えながら見てね」というのは当然なのかもしれないけど良いですね。目的意識を持って集中して観戦できそうだし。どーでもよいでしょうが一番最後のコマのバッターの手が逆だ。「プーねこ」(北道正幸)。ほのかに教訓めいた“啓蟄"が好き。いまだに啓蟄というとドクター秩父山を思い出す自分も好き。「宙のまにまに」(柏原麻実)。『アフタヌーン』誌上でこの作品を読んでいると不安になります。作品は大好きなんですよ。この不安の源を知りたい。それはさておき、プラネタリウムのお姉さんが良いですね。また出てくるでしょうか。「もっけ」(熊倉隆敏)。もしかして、このまま柔道漫画に、とか。「すずめすずなり」(秋山はる)。次回最終回ですか。どのようにまとめるのか楽しみ。「愛読者ボイス選手権 超拡大版!!」(カラスヤサトシ)。本編(って何?)はさておき、単行本化嘆願企画発足だそうです。先月号にも載っていたのかな。気づかなかった。実際単行本となると、私は間違いなく買いますが一般に売れるかどうかは確かに未知数。表紙やオビで上手くつかまないと苦しいのかもしれない。読んでもらえれば面白さは伝わると思いますが。