『チョコレート』(しおやてるこ/芳文社/ISBN:4832264516)

『ラブリー』で連載されていました。4コマでなくショート。おバカな話も好きなんだけど、ノスタルジー入った作品だと絵柄の魅力が何割か増しな気がする。本作は田舎の中学校に東京からかわいい女の子が転校してきて、というお話。純粋に不器用にこの女の子と仲良くなりたい、あるいは好かれたいと思っている男の子。家庭の事情に悩みつつ田舎での友達と打ち解けてゆく女の子。このあたりのドキドキ感は思春期真っ只中の特権みたいなもんだよなぁ。私には懐かしい感覚。あの頃、好きなものを好きと言えていたら人生変わってた、かな。