『コンシェルジュ(5)』(藤栄道彦/新潮社/ISBN:4107712605)

安定。水無月ってもう既に普通にいい奴だよなぁ。この巻で印象的だったのは第24話「二人は表裏一体」かな。お客様のご要望にどこまで応えられるか、応えるかというお話。お客様のご要望のチケットを入手するために違法な手段を使うかどうかの選択を迫られます。

プロというのは自分にできることと同時にできないことも知っておかねばなりません。
お客様のご要望に無理に応えることよりも「あの人に頼んで駄目だったのだから仕方が無い」、そう信頼していただくことの方がはるかに大切なのです。

遺法かどうかは別にして、無理しがちだよなぁ。
あと、154ページのおまけ4コマ。こんなところでBLネタを見るとは思っていませんでした。