「ARIA」（天野こずえ）。Navigation43「幼なじみ」。今回の登場人物は灯里、アリシア、晃、暁、アルがメインという珍しい組み合わせ。最後の一コマでアテナ、回想シーンでウッディーも登場。幼少期に暁とウッディーが火星を守るために特訓している所に、晃とアリシアが乱入して...というのを思い出して、という7巻収録のSpecial Navigation「人造人間」にまんま繋がるような話。まずは過去軸の話。暁・ウッディーとアリシア・晃に幼少期にも実は接点があった、とか、昔から晃はああだったのか、とか、色々見所はあるでしょうが幼少期のアリシアの姿が一番インパクトがありました。ただ、セリフは全く無かったですが。あらあらうふふも無し。一方現在軸の話。みんなが思い出を語る中、地球出身の灯里が疎外感を感じアンニュイ入ってるのが晃の一言で立ち直るという、言っちゃうとそれだけの話。上手いなぁと思うのは灯里が疎外感を感じる一方で、灯里の周りに人がどんどん集まるような展開になっていること。灯里一人でいた所に晃が来て暁が来てアルが来てアリシアが来て、という感じで。こういう展開だから晃の一言が効くんだと思う。一コマだけの登場でギャグかましてくれるアテナも素晴らしい。
