仮面ライダー響鬼 「惑わす天使」

響鬼はもう魔化魍と戦いません。部署変更したので、これからは街中で怪人と戦います、とか言っておけば良かったのに。ついでに、これからは鍛えたりしません。大事なのはアイテムです。だからおもちゃ買ってね、とかは言ってたんだっけ?
本筋としては、プロデューサー交代によるつなぎっぽい話はこれで終わりの模様。あとはラストまで一気に進むのかな。うまく着陸しますように。


ちょっと追記。独り言レベルですが。体制変化前後で作品のベースは変わったんだと思う。「前」というのは明日夢の成長話。これは言うまでもない。ここで描かれるヒビキは大人でありプロであり目標という感じ。で、「後」はというと。全くというわけではないだろうけど基本的には明日夢の成長話という路線は引き継いでいないように感じる。アバンタイトル明日夢のナレーションも無くなったしね。「後」というのは鬼サイドのお話なんだろうなぁ。鬼といっても人間生活もあるしそのあたりの葛藤とか、因縁とかが描かれるのかなぁと感じています。このあたりは「前」ではそんなに描いていない(必ずしも描く必要は無い?)から話は作りやすそうですよね。残り話数は少ないけれど。ここで猛士周辺の設定を変えずにやってもらえたらなぁ、というのは希望。で、結局私は「前」がどう最後まで描ききるかが見たかったなぁ、と。理想空想レベルと言ってしまえそうな大人・少年の関係を描くドラマって他に期待できないですから。「後」が描く話も面白そうだけど、それは他の「平成ライダー」を見ることで体験できそうだし。