[コミック]『よにんぐらし(1)』(宇仁田ゆみ/竹書房/ISBN:4812461707)

お父さんがいてお母さんがいてお姉さんがいて弟がいるという4人家族の日常を描くショートストーリー。著者ご本人はあとがきに「極めて地味なお話です」と書いています。たぶん、これは地味かどうかという問題ではなくて、こんな暮らしっていいなぁ、あるいは、こんな暮らしってありえるのか?という問題かと思う、ってこれも違うな。とにかくこんな暮らしっていいなぁっていうのは本当に思います。お姉さんしようと奮闘する姉のゆりと、やんちゃ放題のコタローを受け止めることができるかどうかは怪しいけれど。そう思うとちはるとタローは大変そうだけど素晴らしくもたくましいと思います。そんな中、なぜか“うたのおねえさん”のお話がお気に入り。雑誌掲載時にも書いた気がするけど。