『tsunamix』(海野つなみ/講談社/ISBN:4063405273)

予定通り予想通りに打ちのめされる。特に「たまごやき」と「奇跡の春」。「たまごやき」についての青年誌の編集さんのコメントは結構正しい気がする。卵子でこんな話思いつかないし、絶対。私の想像力が乏しいだけかもしれないけど、それでも。「奇跡の春」、やっぱり春だ。今年ももうすぐ「春」がやってきます。私にも奇跡が起きますように...恩田陸の『ライオンハート』の中に「春」という話があって、それも好きなんだよなぁ。そんなに似てない話だけど。