今年(2004年)を振り返る

  • [業務日誌]でよく書いていたのは、雑誌の付録の話かな。付録のある雑誌の発売は重なるので大変だ、っていうのと、本誌と付録のバランスが悪くなる事も多く正直売る方のことをもう少し考えてほしい、というのですね。
  • あと反響も大きかったのは文庫の配本の話。従来通りのパターン配本、電撃組や角川の男組・女組などの実績配本、メディアファクトリーのように事前注文を受けてくれるところ、等様々。ルールがあるのはある意味楽な話で、ルールにあわせて対応していきます。
  • web版「このライトノベルがすごい!」にあわせてフェアを実施した事について、も色々と取り上げてもらい嬉しかったです(→http://scientificclub.edisc.jp/interview/laitonobelu/fujisyobou/index.htmlなど)。当時とは形を変えつつも「ライトノベル」の大きめのフェアは実施中。
  • たぶん、ここで感想等を書いていた縁でしょうが『フル・コン(1)』(みなづき忍/ジャイブ)のどう見ても手描きのPOPをいただけたのも嬉しかったなぁ。地方で、大規模店でもないので、こういうのって貰う機会はそう無いだけに、貰うと全力を尽くしますよ。本当に嬉しいんで。ただ感想等って今見ると少し怖いですね...
  • 一年通して文庫に力を入れていました。特にライトノベルと時代小説。
  • 私生活ではろくな事の無い人生。



[コミック]まずは4コマ方面。ずっと活躍されてる重野なおきももせたまみ等は除きます。

  • 一年を通していい活躍だったなぁと思うのは、富永ゆかり松本ぷりっつ小池恵子、片桐みすず、樹るう松田円弓長九天あたり。
  • 渡辺純子も今年大躍進。2005年には「まゆかのダーリン!」は単行本が間違いなく出るはずで、間違いなく売れるはず。これが爆発的に売れると少し怖いと思ってるけど、それは内緒。
  • うえやま洋介はネタ・タイトルは素晴らしく絵があと少し見やすくなれば、かなりのところにいけそうな存在かも。藤凪かおるもどんどん活躍の場を広げていますね。4コマでも単行本が出そうです。なかま亜咲も意表をつく面白さを提供してくれます。中途半端な下ネタは止めたほうが良いと思います。松本蜜柑も他には珍しい作風で注目。
  • 「ココロは錦」(猫田リコは現在お休み中。早期の復活が望まれます。
  • 「サロン・ド・黒川」(円山あれん)も一気に頭角をあらわしました。今一番の注目。
  • 「爆れつニャンコのたまたま通信!!」(めで鯛)も怪電波っぷりが好き。壊れ(かけ)た女子を描けば天下一品。
  • 新人では鏡堂けんじ、一ノ瀬コブラ
  • 個別に好みだったのは「ステップアップ!」(深森あき)、「派遣社員松島喜久治」(ふじのはるかのコバンビ学園編。
  • 本当の最注目は「さららサイクル」(むらまみか)。もう4コマでは描かないのだろうか。もったいない逸材だと思うんだけど。



4コマ以外では、



小説では

締切間近の本屋大賞もこの辺りから投票するつもり。

音楽方面では

うわ、脈絡もない長文になってしまった。ベスト10形式は難しいしなー。