『闇色のソプラノ』(北森鴻/文藝春秋)

北森鴻の長編って初めて読んだのかな。400ページを越える作品。25年前に亡くなった童謡詩人の死因と、現在に起きる事件をめぐるミステリー。結構長いけど、これだけ詰め込むとかなりの密度になるものだ。正直お腹いっぱいなんだけど、十分楽しませてくれたので一気読み。童謡詩人のモデルは金子みすゞらしい。