『チルドレン』(伊坂幸太郎/講談社)

嬉しい。読んでいて嬉しくなる作品です。
内容説明は割愛。5つのお話のうち一番好きなのは「レトリーバー」。陣内・永瀬・優子+ベスという組み合わせは読んでいて本当に嬉しくなります。電車内でニコニコしながら読んでいて、周りから見るときっと変な人に見えたことでしょう。ただ、“黄金時代”の事を思うと少しほろ苦い気もします。
チルドレンⅡ」は働く陣内の方の話。今まで読んできた漫画の短編の中でも指折りの傑作だと思っている「ROCKS(『山下和美短編集』収録/講談社)」を彷彿させる作品。読後感も爽やかです。私の仕事は奇跡を起こせてるのかなぁ?