『いいのかこれで 考えるヒット6』(近田春夫/文藝春秋)

週刊文春』で好評連載中の「考えるヒット」の単行本も6冊目。今回から判型が新書サイズに変わりました。2002年一年間の日本の歌謡曲を振り返ってみましょう。取り上げられてる中でお気に入りは、

  • 「SUPER LOVE」(SUGIZO&THE SPANK YOUR JUICE) ワム!の「クラブ・トロピカーナ」からのアプローチが秀逸。
  • 「恋人/Love Balladeは歌えない」(気志團) ビジュアルから入りつつ、この“ポップ”さを上手く表現してます。
  • 「車線変更25時」(キンモクセイ) 先日の『週刊文春』では「同じ空の下で」がベタボメでしたが、こちらも高評価。私自身がキンモクセイが好きだけに嬉しい。

お気に入りというのは曲が、でなく、評論が、です。