『退職刑事(4)』(都筑道夫/東京創元社)

安楽椅子探偵シリーズの4冊目。8編収録。元々、妙な事件に突飛なようで論理的な推理というのが特徴だと思うのですが、4冊目ともなると「妙」「突飛」な面が更に強くなってる気がします。推理のネタが「連想ゲーム」「夢の話」「書きかけの小説」「サイン本」だったりするのですから。