雑誌というかムック。下のが結構な量入ってきて少しびびる。次は「白菜」が来るというのか。



文庫。今月の光文社文庫の新刊に風見修三著の『奥入瀬渓谷殺人情景 駅弁味めぐり事件ファイル』というのがあって「新・旅情ミステリー」と銘うってあります。これは

新世紀、新世代の作家たちがおくる、文庫書き下ろし小説のシリーズです。
講談社文庫、小学館文庫、双葉文庫光文社文庫の四社から刊行されます。

とのこと。既に柏木圭一郎著の「名探偵・星井裕の事件簿」シリーズ2点と本城英明著の「警視庁広域特捜官 梶山俊介」シリーズ1点が刊行されているので『奥入瀬渓谷殺人情景』は3シリーズ4点目の新刊となるようです。

京都大文字送り火 恩讐の殺意 (小学館文庫)京都大文字送り火 恩讐の殺意 (小学館文庫)
柏木 圭一郎

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京都『源氏物語』華の道の殺人 (講談社文庫)京都『源氏物語』華の道の殺人 (講談社文庫)
柏木 圭一郎

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金沢・加賀友禅殺人事件―警察庁広域特捜官梶山俊介 (小学館文庫)金沢・加賀友禅殺人事件―警察庁広域特捜官梶山俊介 (小学館文庫)
本城 英明

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奥入瀬渓谷殺人情景―駅弁味めぐり事件ファイル (光文社文庫 か 47-1)奥入瀬渓谷殺人情景―駅弁味めぐり事件ファイル (光文社文庫 か 47-1)
風見 修三

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何年か前に高梨耕一郎という方が全く同じ試みで「神尾一馬の事件簿」というシリーズ作品を出されてたんですけれど(ただし当時の四社は講談社、双葉、光文社、幻冬舎)、何らかの事情で刊行されなくなりました。今回は複数人数で「新・旅情ミステリー」を形成してるだけに、より上手くいくんじゃないかなぁと思っております。旅情ミステリーやトラベルミステリーなんてのは既に掃いて捨てるほどあります。ここに「新」がつくだけに「本格」を受けての「新本格」くらいの大きな流れになると素晴らしいですね。また、文庫書き下ろしといえば、ライトノベルや時代小説を思い出させるキーワード。なので、これらのジャンルと同じように一つの大きな流れとなるともっと素晴らしいですねぇ。というわけで当店では積極的に応援していく方針です。それはそうと「新・旅情ミステリー」を統括するようなサイトってないのかなぁ。