今年の4コマ界を振り返る、つもりだったんだけど。

時期的に今年を振り返っても良いのですが、4コマ全体の総括だと他の方々がやってくれるだろうからお任せ。局地的に4コマ雑誌周辺の総括、というよりは最近思うことを。
一般的な今年の話題の一つに「まつのべっ!」の単行本化は挙がるのかな。この件に関しては大昔さんざん語った記憶があるのでここでは割愛。でも単行本化によって少しでも読んでもらえる機会が増えたことは大変喜ばしいことであります。
まつのべっ! 1 (1) (まんがタイムコミックス)まつのべっ! 2 (2) (まんがタイムコミックス)
で、本命。「まつのべっ!」の単行本化とたぶん同傾向の話題、かつ、私が一番関心を抱いているのは南ひろこの活躍。本年は「ひなちゃんの日常」にて日本漫画家協会賞大賞を受賞。単行本も良く動きました。南ひろこといえば少し前までは芳文社竹書房双葉社の4コマ雑誌を主戦場とされていました。でも途中から単行本が出なくなる(芳文社竹書房)ようになっていたし扱いは良くはなかったよなぁ。「ひなちゃんの日常」のおかげで4コマ雑誌時代の遺産が復活しているのは素敵なことだけど、4コマ雑誌サイドから見ると考え直さないといけない点があるように思います。最近それが何だか考えようとしてるんだけど極度の頭痛のため、今のところまとまってません。
ひなちゃんの日常 (産経コミック)ひなちゃんの日常2 (産経コミック)ひなちゃんの日常 (3) (産経コミック)