雑誌。『ガンガン』は「ドラゴンクエストモンスターバトルロード」のカードが付いている、ということもあってか数冊まとめて買う方も。カードが盗られないようにちょっとだけ対策も。あと4/18に『奈良ウォーカー』が発売とのこと。楽しみ。公式サイトは→http://www.walkerplus.com/nara/
CD。『羞恥心』は再入荷。でも売り切れ。ランキングとしては浜崎あゆみの上に行きそうですねぇ。今週の新譜で他に気になるのは『DRIVIN’』。内容云々もそうですが、アオリに使われている「ウキウキ」という言葉に反応してしまうんですねぇ。『ウキウキ・ウエイク・ミー・アップ』の世代ですから。

DRIVIN’ J-POP for love&joyDRIVIN’ J-POP for love&joy
オムニバス FLIPPER’S GUITAR 山崎まさよし

UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) 2008-04-09
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二ヶ月に一度くらいの間隔で、これから店長になろうとしている社員の方たちの勉強会で講師もどきをする機会が回ってきます。今日がその日。とはいえ人に何かを教えるような器でもないので、お題を出してそれについて考えてきてもらうことにしました。今回のテーマは「温故知新」で、とある商品やジャンルがなぜ受けた、あるいは売れたのかを考えてもらって、だから今後売れそうだと思うのは何かを発表してもらいました。今回お題として挙げた商品やジャンルは「ケータイ小説」「涼宮ハルヒの憂鬱」「千の風になって」の三つ。唯一無二の回答があるとは思ってないので、できるだけ一般論は避けて他の方と被らないような回答を用意しておいて下さい、とお願いしておきました。皆さんどれともあまり深く触れたことがなかったようで、ある程度距離を置いた意見が聞けてありがたかったです。発表の順序は少し入れ替えて「ケータイ小説」「千の風になって」「涼宮ハルヒの憂鬱」の順。売れた理由は細かい話ははさておき大雑把に言うと「ケータイ小説」は「親しみやすさ、敷居の低さ」、「千の風になって」は「ギャップとテーマ性」、「涼宮ハルヒの憂鬱」は「オタク的文化が一般に浸透したこと、話題性のある仕掛けやクオリティ」という感じのお答えでした。「千の風になって」はともかく「ケータイ小説」「涼宮ハルヒの憂鬱」が売れる流れおよび今年に入ってからのデアゴスティーニの創刊誌の売れ行きあたりはあまり肯定的に捉えられていない、敷居が低くわかりやすければ手を出すが「今だけ」「これだけ」で関連ジャンルやより上位のアイテムには手を出さない、という感じで受けとめられているのは興味深かったです。言葉の選択が難しいですが、文学的文化的に水準の高くないものが売れる流れは嘆かわしい、みたいな? 私が狙ってみたいのはこの方向と逆の方向なんで本当に興味深かったですねぇ。