ぜんぜん改まってませんが。
- 前提
そもそも4コマ単行本(芳・竹など想定)は、それだけで売場を設けられていることが多い。4コマファンはともかく、一般の方が4コマ売場で背表紙を見てどれがどう面白いかわかるとは思えない。売場に近づいても面白さが伝わらないから、ますます近づかない、とかいう流れになってないですか。元々の4コマ好き以外は4コマ売場を見もしないのでは?
で、何が必要かというと
- 4コマ売場に寄ってくる人を増やす
- 4コマ売場に寄ってくれた方に4コマの面白さを伝える
ということじゃないかと思うんです。だから、4コマ売場活性化のために、ウチでは今特にこれがオススメなので、これだけは面陳してください、POPや見本を作ったので面白さを伝えてください、コレは他のこの作品と相性がいいようなので一緒に並べて売ってみてください、とかのアプローチが出版社からあってもいいと思うんだけど、少なくともウチの店ではそんな記憶はないよなぁ。
例えば私イチオシの『みそララ』だと、普通4コマ売場だけに置かれてますよね。でも、この作品は働く女性にも受けそうなので、このPOPを付けて売ってみてください、とか、見本を作ったので試し読みに使って下さい、とか、女性の多い他の売場にも置いてください、とかそういう出版社からの何かが欲しいというか。書店は書店でそういうことをしますが、出版社レベルで4コマ読者を増やすべく施策があるといいなぁと願うわけです。
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