『咲-Saki-(1)』(小林立/スクウェア・エニックス/ISBN:4757517823)

もっと麻雀で勝ちたいんです…!!
時は21世紀…。麻雀の実力が人生を左右する時代に、二人の天才女子高生が舞い降りる。毎局プラスマイナスゼロで和了る少女・宮永咲(みやながさき)。全国中学生麻雀大会個人戦優勝者・原村和(はらむらのどか)。互いの生き様が交わる時、熱き物語の幕が上がる!!

版元情報より。美少女麻雀漫画です。脱いだりはしません、たぶん。
麻雀に詳しくない私にとってのこの漫画における麻雀は、『ヒカルの碁』における囲碁のようなもの。麻雀を知らない私にも楽しめますが詳しいともっと楽しめそう。
雑誌掲載時短期集中連載だった最初の3話は嫌々麻雀をやってる咲が毎局プラマイゼロで和了る(狙ってやるのは難しいらしい)エピソード。『ヒカルの碁』でいう持碁のエピソードに近いかな。『ヒカ碁』ではヒカルの成長を示すためのエピソードでしたが、こちらでは咲が既に圧倒的力量を有していることを示すためのエピソードのようです。そんな咲の成長物語、というのがたぶん本筋。でももっと注目しているのは和のツンデレで百合な部分です。