仮面ライダー響鬼 「恋する鰹」

たぶん愚痴。テコ入れの方向性というのはどの方向なんだろう。キリヤの存在や今回の話を見てると、お子様におもちゃを買ってもらおうというよりは最近の平成ライダー好きの大人向けなのかなぁと考える。感想見まくってるけど、どうも普通の平成ライダーになってるらしいし、変更後を絶賛レベルで褒めてらっしゃる方々がそうみたいですし。平成ライダー好きの方々にとっては変更前の展開が拷問のように辛かったのかなぁ。そんな話やりたかったら平成ライダーの枠以外でやれ―、とか。たまたま(でもないけど)今日買った『特撮ニュータイプ 9月号』(注:11月号発売になってます)の付録に高寺プロデューサーのインタビューが載っています。当然降板する予定も無い頃のものだと思われます。勝手に抜粋すると

大人は経験に従って、子どもを叱るもので、それがひとつの役割であり、務めだと思うんです。そういった世の中から失われつつある役割みたいなものがヒビキには投影されてます。だから彼は明日夢が間違ったことをすれば、きちんと怒るだろうし。ただそれ以外の方法論をもっているところがヒビキのヒビキらしいところでもあると思いますが。

とか

2005年にヒビキさんに憧れた少年は「そうだ。僕には尊敬すべき夢見る大人がいる。厳しい現実の中でも前向きに頑張っている大人がいる・・・・・・だから僕はついていく」、そう純粋に思ってくれるんじゃないかと。そう思っていいんだよ、だから君も頑張ってね

とか、そういう想いで作られていた作品が好きでした。でも負け組なんだよなぁ。現在の話もこれはこれで楽しめます。現在はどんな想いで作られているのだろう?