『リンガフランカ』(滝沢麻耶/講談社/ISBN:4063143724)

お笑い芸人マンガ。ミュージシャンマンガと同様に表現が難しいと思うのジャンルだけど、これから増えそうな気もする。音楽を音を使わずに表現するのが大変そうなのと同様に、お笑いのネタの場合も臨場感というか勢いのようなものをマンガとして表現するのは大変そうな気がする。このマンガはお笑いのネタにちゃんと勢いを感じさせる所が秀逸。それは、ネタをやるまでの前振りの部分でお笑いのハウツーやコンビそれぞれの人物背景を端正に描いているから、なのかな。とりあえず笑太のネタ帳を読んでみたい。あと、笑太への遺言って何だったんでしたっけ?