休み。いつものように午前中はお出かけ。
午後は店でいろいろと。今週の『チャンピオン』の表紙は「ハングリーハート」(高橋陽一)。“城陽”の字が表紙に載っているのを見るとドキドキしてしまいます。
今日の入荷物1。「発見。角川文庫」という角川文庫の夏の100冊ネタのセットが入荷。チョックラ・ド・フローネはクビですか? フローネがいなくなっても飾り付けコンクールには再戦する予定。
今日の入荷物2。廣済堂文庫の常備セットが入荷。時代小説のセットです。今、文庫の中で売り上げを伸ばしているカテゴリーといえばライトノベルですが、他にも顕著に伸びているのがあって、それが時代小説なんですね。ライトノベルと時代小説の類似性というのはよく語られつつあります。冲方丁もあちこちでおっしゃってるし、六道慧や中里融司のように両方で書く人もいらっしゃるし。内容がそうだ、著者がそうだ、というだけでなく売り方も近くなっているところが類似性を強化している気がします。刊行ペースの速いシリーズが増えていて、ハルキや学研や廣済堂のように時代小説に特化して好調な出版社も目立ち、少し前まで全然知らなかった新人さんが順調にファンを増やしています。“今”の時代小説の象徴的存在といえば、佐伯泰英でしょう。ハルキ、双葉、祥伝社、徳間、光文社、幻冬舎でシリーズを抱えていて昨年一年で16冊、今年も6月までに9冊文庫を出しています。全部が書きおろしかどうかチェックしてませんが、それにしても成田良悟もビックリの刊行ペースです。とにかく時代小説もこれからです。あと、廣済堂文庫は背表紙のデザインを統一して欲しいです。