『ラヴ・バズ(1)』(志村貴子/少年画報社)

いやー、本当に志村貴子は素晴らしいなー。って言いつつも、つい先日まで全く読んだ事なかったんだけど。初めて読んだのが本作の7話目。それからは一気にハマりました。『敷居の住人』も買いましたとも。で、本作。題材は女子プロレス。いつもながらに意外と緊張感のあるダメダメさが心地良いです。プロレスやってるところも好きですが、藤の家族が楽しいですね。だから一番のお気に入りは4話目。「えーだってめんどくさい」「血筋血筋」とか「あの家にいると自分がしっかり者みたいでイヤだ」とか「あたしだってダラダラしたいんだよ」とか「くっそーあたしも絶対なんにもしない大人になってやるー」「俺も」とかお弁当のエピソードとか、いちいち全部大好きです。あと町屋ゆりも好きですが。一度ちゃんと店で志村貴子のフェアをやってみたいんだけどコミック担当はどうするかなー?地道に洗脳していこうかな。