『いきばた主夫ランブル』(星里もちる/エンターブレイン)

昨日の『わずかいっちょまえ』と同じく新装版。初出一覧を見るとバブル最盛期の作品なのだけど、意外なまでに現在風だったりします。主人公はいきなり無職になるし、主夫業を全面的に取り上げてるし、同居人はまんが家だし(これは関係ないか)。先見の明があったんだなぁ。ただ、後の『りびんぐゲーム』ではバブル崩壊の影響をモロ受けてしまうのですが。星里作品ではこのタイプの作品が気楽に読めるので入門(?)には向いてるのではないかと思われます。