『迷宮書架』(ひらのあゆ/雑草社)

私的には現在ナンバーワンだと思ってる4コマまんが家さんの新作。『活字倶楽部』の書評コーナーの6つあるジャンルごとの扉マンガとして連載。当然4コマは各ジャンルの内容を反映しております。その一方で、一回に載っている6つの4コマが有機的に結びついてたりするので、上手いと唸らされる訳です。単行本はちょっと変わった構成で、基本的に各ジャンルごとに分けて収録されてますが、特に6つの4コマが結びつきの強いものは最後にまとめて収録されてます。その中で一番好きなのは「緊迫のランナウェイ編」。個々のネタで真実をついていると思うのは71ページのネタ。
それはそうと『コミック・ファン』で連載されていた「御宅百景」は単行本として収録される日は来るのだろうか?