『まんが4コマKINGSぱれっと 5月号』(一迅社)

  • 「すもも★あんみつ」(神堂あらし) 撫子が主人公でも...
  • 「パンなキッス」(華原七海) いい方向へ進めそうなのに。
  • 「みつきにっき。」(永緒ウカ) 泣きそうな顔が。やっぱり目が良いですね。
  • 「ドリーム百合姉」(あどべんちゃら) 読み切り。現在の浮ついた「百合」ブームを斬る、というわけではなく、「百合」的なものを面白おかしく描いています。策略とか好きな方だなぁ。

『まんがタイムスペシャル 5月号』(芳文社)

  • 「ベツ×バラ」(曙はる) 新連載。一回分にちゃんと見せ場を入れられるのと、コミカルな動きが良いですねぇ。
  • 「それだけでうれしい」(松田円) あああ、なんか遠回りを。『めぞん』とかその方面の流派だなぁ。
  • 「だてまき。」(オザキミカ) 扉絵が素敵過ぎ。本編とのギャップも良いです。

4コマ雑誌を読むのは誰なのだろう?

いきなりですがウチの店で売れる4コマ誌の2強は『まんがホーム』と『まんがタイムファミリー』。客層がファミリー向けだからわかりやすい結果ですねぇ。『きらら』とかは弱いです。
そんな話はさておき。4コマ誌を買うのは大きく分けて、毎号必ず買う人と、単発的に買う人がいるわけで、自分だと全誌前者な訳ですが、世の中には後者も多いと思われる訳です。単発的に買う場合の購入理由ってたぶん「暇つぶし」かそれに近いもので個々の作品の質がどうのというのはあまり気にしない感じ。『ご近所の〜』とか『ほんとうにあった泣ける〜』とかそのあたりの雑誌を買うのと近いんじゃないかなぁという推測。個々の作品の質は問われないから単行本になる比率も低い、とか。いろいろ偏見入ってるけど。で、そういう方々には複雑な設定や伏線、多すぎる人数とかは面倒じゃないのかなぁ。作品の個性は出しやすいんでしょうけど。等々思っての「4コマ雑誌を読むのは誰なのだろう?」なのですが深く追求する気もないのでこれにて放置。