いつか出て行かなくてはならないぬるま湯に浸っているような物語の、ぬるま湯から出て行く編。私が読む中では感覚的に近いなぁと思う『ROOM NO.1301』シリーズ同様、読んでる間の心地が良すぎて、私自身が出て行くことができなくなってしまうのではないか、と心配しましたが、とびきりのハッピーエンドですごく解放された気分になりました。うん、良かった。
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