『まんがドカン小町 VOL.1』(メディアックス)

全体的にもう一頑張り欲しい。480円は高く感じる。加えて後の方の変なページは私には不要。

  • 四葉家の妖精さん」(櫻井善太) 絵と継続性に無理がなくて読みやすかった作品。ただA5サイズで読むには細々しすぎかなぁ。というかネームの量がすごいな。ふだん見かけない方々の中でいうと、今日読んだ限りでは一番期待できる作品かなぁと思いました。

『有頂天家族』(森見登美彦/幻冬舎/ISBN:9784344013841)

本屋大賞候補作読了9つめ。京都の地を舞台に、狸・天狗・人間の主導権争い、そして狸一家同士の抗争をファンタジックに描く活劇。タイトル通り家族小説でもある、というか主役の狸一家が愛らしすぎ。特に化けの皮を剥された姿。なんと愛すべき阿呆たちか。終盤の盛り上がり方が見事。どんどん読み進んでいきました。土地勘がある分、より楽しめたかもしれない。
本屋大賞候補作、残すは『私の男』のみ。何とか間に合うかな。

有頂天家族有頂天家族
森見 登美彦

幻冬舎 2007-09-25
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